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自然素材で循環型資源である駿河桧・駿河杉の供給を通し、ココロとカラダの“幸せ”を育む「生活環境創造」を支援します。
by h_kgym
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神宿る巨木
静岡市駿河区小鹿の伊勢神明社にある大クスノキです。
これほどの巨木になると、神宿る・・・と言うよりも存在そのものが神様に思えてきますね。

クスノキは全国各地に巨木が残っており、日本一の巨木もクスノキです。
「蒲生の大楠」

この伊勢神明社の大クスノキは、樹勢が素晴らしくまるで若木のような力強さを秘めており、老木に見られがちな損傷や洞などもなく、まだまだこれから成長して更なる巨木になっていきそうです。

クスノキは防虫剤である樟脳の原材料になります。クスノキの枝葉や幹を刻んで水蒸気蒸留を行い、精油成分を抽出したのが樟脳です。ですから製材するとたいへんな勢いで樟脳の香りが工場に立ち込めて、頭がクラクラするほどです。

古代においてクスノキは船の材料として重宝していたようです。

日本書紀には以下のように書かれています。



伊勢神宮に祀られている太陽の女神アマテラスの弟に、ヤマタノオロチ退治で有名なスサノオという神さまがいる。その神さまは日本の国に木が一本もないことを嘆かれて「山にたくさんの木を植えて、日本を緑いっぱいのうつくしい国にしたい」と思われた。

そしてまず、自分のひげを抜いて山にほり投げると杉の木になった。胸の毛を抜いてほり投げると桧の木になった。つぎに眉毛を抜いてほり投げると楠の木になった。最後にお尻の毛を抜いてほり投げると槙の木になった。

スサノオは、杉の木と楠の木は船を造るように、桧の木はお宮や社殿を造るように、槙の木は棺おけを造るようにと教えられた。



木を植えて、育てて、適材適所に利用する。1300年以上の昔から、日本の林業・木材業が脈々と続いている証がここにあります。

そして、やっぱり桧は建造物に最適なんですね!!!



# by h_kgym | 2012-05-22 10:35 | 自然・森林・生物 | Trackback | Comments(2)
静岡県木青連、総会が開催されました
5月19日(土)
静岡県木材青壮年団体連合会の総会が、浜松市において開催されました。

平成21年度から23年度までの3年間、会長を務めさせていただきました。当初2年の任期の予定であったのですが、1年目は私事でほとんど会長の任を遂行することができず、結局3年に渡って会長をさせて頂きました。

そして今年、とうとうと言いますか、やっとと言いますか、次の会長にバトンを渡すことができました。



日本木材青壮年団体連合会
静岡県木材青壮年団体連合会
静岡緑壮会

いわゆる業界の若手団体で、私も影山木材に入社以来たいへんにお世話になった組織です。私は、これらの組織からたいへん多くの、学び・遊び・出会いをいただきました。特に日本木青連の会長を拝命した平成15年は、私の生活の中心であったと言っても過言ではありません。

今年の4月、私にとって全ての基礎である「静岡緑壮会」を卒業させていただきました。22年の長きに渡って私を育ててくれた緑壮会と、卒業された先輩や現役メンバーには心から感謝しています。





ちょっと懐かしい写真をご覧いただきます。
平成16年6月に静岡市で全国会員静岡大会が開催されました。静岡県木青連が持てる能力をすべて発揮して企画運営しました。



大懇親会で行われた、浜松祭りの「激練り」。
ホテルアソシア静岡が揺れました。


木青連は木材業界の未来を担うリーダーとして、今後も活躍してくれるでしょう。






# by h_kgym | 2012-05-20 15:56 | 木材関係団体 | Trackback | Comments(0)
情報誌「山の影から」vol.2 完成しました!
第2号の情報誌が完成しました。

すみません、今回はついつい調子にのりまして、表紙に登場してしまいました。(汗)

新しいユニフォームを着て、山から出材したての新材の上に乗り、新雪で真っ白な富士山をバックにして、新しい気持ちで写真を撮りました。

そうです、今回のテーマは「新しい」です。

購読ご希望のかたは、
hikgym@gmail.com
までご連絡下さい。
郵送させていただきます。

# by h_kgym | 2012-05-15 06:20 | お客様支援 | Trackback | Comments(0)
ゴールデンウィークイベント「木とあそぼう」
今日(5月3日)から6日まで、グランシップで「こどものくに-木とあそぼう-」というイベントが開催されています。

弊社では少額ながら協賛させていただき、小さな展示スペースをいただいたので、「木魂祭」の宣伝をさせていただいております。




関係者によるテープカット。
ヤマカの影山智康は企画から参加しています。(右から3人目)


ヤマカが出展している積み木コーナー。
この時点ではまだ空いていますが、このあと大変な人出で大盛況になりました。







この手のイベントとしては珍しく、林業行政や業界団体がまったくタッチしていません。協賛している木材関係会社も、ヤマカと弊社以外にあと1社だけで、企画はほとんど地元の大学とクリエイターで行っています。

この企画は素材と触れ合う事を目的としていて、今年は木ですが去年は紙だったそうです。ですから業界としては継続性のないイベントになってしまいますが、業界に染まっていないのが気に入って協賛させていただきました。効果の程は不明ですが、多くのご家族に楽しんでいただければ、それで良しとしましょう。

4日間で置いてきた情報誌が少しは無くなるだろうか?

# by h_kgym | 2012-05-03 13:54 | 静岡地域ネタ | Trackback | Comments(0)
本物の木材と、年月が作り上げる価値
先日、東京都板橋区の草野工務店さまを訪問しました。草野工務店さまは若かりし頃ホーミースタディグループで共に学んだ仲間で、ジャパンウッドの内装材をご利用いただいております。

今回は初めて本社事務所を訪問したのですが、そこに15年ほど前に施工されたダイヤウッドが施工されていて、もちろん今でも現役で利用されていました。
本物の無垢の桧と、年月にしか作り出すことのできない、素晴らしい色艶です。

落ち着いた色合い。
味のある艶。

新品の桧にはない、素晴らしい価値だと思います。

「本物」は完成引き渡しの時点が最高ではありません。時間と共に、もっともっと、良くなります。「偽物」には絶対に真似ができません。

ちなみにこちらは先日施工させていただいた新品の壁です。こちらも年月とともに成長していくのが楽しみです。



このとき、重要なのは「乾燥」です

乾燥方法を誤ると、このような良い艶は出てくれません。理想的なのは天然乾燥ですが、含水率のコントロールが上手くできませんので、どうしても人工乾燥に頼ることになります。問題はその時の温度です。コストダウンの為に高温で乾燥させた木材は、木の持つ樹脂分を必要以上に除去してしまうので、結果的にこのような色艶は出てきません。



そしてもうひとつ、「塗装」も大切です。

被膜塗装はおすすめできません。木の持っている特質である調湿機能を阻害しますし、たくさんの効能がある桧の香りも封じ込めてしまいます。含浸性の、天然成分の塗料をご利用ください。まず、触感が違います。含浸性なら無塗装と大差ありませんが、被膜性は塗膜という硬化した石油製品を触っているのですから、その差は大きいですよ。弊社ではオスモカラーでの塗装をお勧めしています。

でも実は、無塗装もいいものですよ。最初のうちは汚れが目立ちますけどね。



こちらはオスモカラーノーマルクリア塗装。



そしてこちらが無塗装。

どちらも草野工務店さまの、施工後15年経過した床板です。


継ぎ目ではこれだけハッキリと違いが出てきています。

どちらも良い味が出ていますね。

この色艶は、大切にご利用いただいている証です。



心より感謝いたします。





# by h_kgym | 2012-05-01 07:01 | 納材事例と建築現場 | Trackback | Comments(0)
無垢の桧でオフィスが健康空間に変身!
スチールや合板などでできたカウンターをリフォームする仕事をいただきました。

株式会社元気広場さまの本社事務所移転にともなって、最初は新しいオフィスのカウンターを新品でご発注いただいたのですが、弊社からの提案で、旧事務所で使っていた家具をリフォームすることに決定いたしました。

弊社工場に運び込まれたスチール家具。




これを・・・・


こうして・・・・







このようにご利用いただきました。
場所は静岡駅前のオフィスビルの最上階です。




同時に間仕切り、パーテーション、テーブル、椅子を納品させていただきました。

通常は無機質なオフィススペースが桧の香りに包まれ、たいへん居心地の良い空間になったと喜ばれております。訪問されたお客様が、以前より長く滞在されるようになったとおっしゃっていました。

桧の香り成分「αピネン」は脳を活性化させて仕事の能率がアップ。スタッフの皆さまも元気になって、会社名にふさわしい本社事務所になりました!



# by h_kgym | 2012-04-22 06:11 | 納材事例と建築現場 | Trackback | Comments(0)
静岡祭りで坤(ひつじさる)櫓の木曳行事を行いました。
今年度、駿府城坤(ひつじさる)櫓が着工されます。
静岡木材業協同組合でその木材を納入する事は、このブログで何度も紹介させていただきました。

先日の静岡祭りで、その建設を記念して「木曳き行事」を行いました。
伊勢神宮の式年遷宮の時に開催される御木曳を真似て、とは言っても規模は違いすぎますが。(汗)


木曳きに使う原木の木口を綺麗にカットしました。
上手に切るのはなかなか難しいです。


朝9時半に集合。、全員に説明。


出発前に全員で記念撮影。


太鼓の音に送り出されていよいよ出発です。


木遣りの唱声に合わせて、ゆっくりゆっくり進みます。


台車の滑りが良く、放っておくとどんどん進んでしまうので、後ろで引っ張っています。
私はもっぱらこの役目。(汗)



木曳きの模様を動画でどうぞ!


木曳きが終わって、次はステージのイベントで、丸太のお披露目です。


ステージ上では中尾彬大御所とミス静岡たちの掛け合い。


ここで動画を紹介する予定が。。。。撮れてない!

大ショック!!!!


終了後は公園内でお花見。
昼間から、みなさんかな~り飲んでます。(笑)



静岡祭りが終わると、静岡はいよいよ春本番です。




# by h_kgym | 2012-04-11 09:16 | 木材関係団体 | Trackback | Comments(0)
「木魂祭見学会」を開催しました!
3月31日(土)
「木魂祭見学会」を開催いたしました。




前日から雨の予報で開催が危ぶまれ・・・と言うよりも
「本当に決行する気か?」
と言えるくらい、まず~い予報でした。

今回の木魂祭を見学会に、という申し入れを快諾していただいた浩英建設さまの強い希望もあり、また諸々の準備も完了している関係で、決行を決断しました。参加者の皆さまにはご負担をおかけする結果になってしまいましたが、ひどい天気の中で開催した分、記憶に残るイベントになったのではないかと思います。

雨が降りはじめる中、本社を出発、9時にふもとっぱらに到着した時には本降りになっていました。ふもとっぱらには大きな食堂があるので助かります。昼食の仕込み・受付の準備・研修会場の設営・看板の設置など、各自担当別に準備をしていきます。




開始予定の10時半には8割がたの参加者にお集まりいただきました。大雨と東名高速の事故渋滞で、何名かが遅れていますが、予定時刻にスタートしました。
開会の挨拶の後、最初にふもとっぱら社長の竹川さんからお話しをいただきました。内容はふもとっぱらの歴史から始まり、朝霧高原の自然や現在のふもとっぱらの活動、そして林業のことなど、画像たっぷりのパワーポイントで楽しくお聞きいただきました。



次に私の木材のお話し。この日は特に「木の香り」についてお話しいたしました。桧や杉の香りは、人間の身体を癒し、脳を活性化し、ガンの成長まで抑制してしまうという内容です。



約1時間の研修会の後は昼食。寒いので暖かい豚汁が喜ばれました。本来はBBQを楽しんでいただく予定でしたが、外は大雨と強風なので、屋根はあるけれど壁のない炊事場でシカ肉を焼き、食堂へせっせと運びました。
林業にとっては植林木の新芽をことごとく食べてしまうシカは害獣であり、それを食べるのは今回のイベントの目玉のひとつです。事前のお話しだと、シカ肉は焼いてしまうと堅くなるのと臭みが出るので食べにくい、ということでしたが、食べていただいてのご感想は意外と好評でした。

わざわざ作っていただいたシカ肉ジャーキーも大好評でしたが、「ビールが飲みたくなる」というクレームが発生しました。(笑)




さて、いよいよ本番の「木魂祭」です。

しかしながら外は台風並みの暴風雨。今日の木魂祭予定地はここから山道を20分ほど登ったところなので、かなりの難儀が予想されます。もう遭難してしまうかもしれない、という勢いです。

そこで急いで事務所へ走り、ふもとっぱらの松崎さんと相談しました。そうしたら、なんと! 入口横にある立派な林の中から2本伐らせてくれるという、たいへん嬉しい、サプライズなご提案をいただきました。

早速浩英建設の生田社長とともに林へ入り、2本の立派な桧を選定しお施主さまと見学者の皆さまをお迎えしました。
いつものとおり塩とお米、お神酒でお祓いし、新築工事の安全とお施主さまご家族の健康と幸せをお祈りしました。




そしていよいよ伐倒です。

ふもとっぱら松崎さんのプロの手さばきでチェンソーが入れられ、最後に木を倒す時はお施主さまにお手伝いいただきました。





今回のイベントは、とても多くの皆さまのご協力で成功裏に終わらせることができました。浩英建設さま、ふもとっぱらのみなさん、弊社フタッフ、そして何よりも台風並みの天候の中で朝霧高原までいらしていただきイベントに参加してくださった大勢のお客様。関わって下さった全員に心から感謝いたします。


次回のイベントは、弊社富士工場を使って行いたいと思っています。

楽しい企画をいろいろと考えておりますので、どうぞお楽しみに!






# by h_kgym | 2012-04-05 16:47 | 会社関係 | Trackback | Comments(0)
「木魂祭」見学会を開催します。
この度、浩英建設さまのご協力で、
「木魂祭(もっこんさい)」見学会を開催することになりました。



2012春【春休み特別企画】

静岡・富士山麓の森林と暮らし。
住まいの“産地”をご堪能!!

【体感】
森の中から大黒柱になる木を選んで伐採。
伐った木はお施主さまと一生を共にいたします。
今回はその見学ができます!

【学び】
私たちの生活を支える森。
その森を守り、育て、木材を生産する林業。
木の来る道を研修会でたどってみましょう。

【特典】
静岡の山には鹿がたくさん生息しています。
でも実は、たくさん過ぎて困っています。
だからバーベキューで美味しくいただきます!

※一般のお客様とともに、工務店さま・建築事務所さまのご参加も募集しております。

◇開催日程
2012年3月31日(土)

◇開催地
朝霧高原「ふもとっぱら」
静岡県富士宮市麓156番地

◇交通
現地集合・現地解散

◇参加費用
2000円(昼食付・税込)
(小学生1000円)

◇定員
40名(先着)

◇スケジュール
10:00 集合・受付
10:30 開会・研修会
      「ふもとっぱらの森と林業」
      「静岡・富士山麓の木材」
11:45 昼食
13:15 伐採見学「木魂祭」
15:00 解散

◇申し込み・お問い合わせ
メールにてお願いします。
hikgym@gmail.com
もしくはチラシをFAXにて。

◇主催
影山木材株式会社
静岡県静岡市葵区若松町103
TEL 054-271-1538
Mail hikgym@gmail.com

◇注意事項
木魂祭の見学現場までは山道を20分ほど登ります。
少雨決行いたします。

# by h_kgym | 2012-03-20 11:34 | 林業・原木 | Trackback | Comments(0)
桧の香りはガンに効く!
静岡県民の誇りと言えば、富士山。

先日のTV番組「ほこ・たて」で、静岡vs山梨で富士山の景観を勝負して静岡が惜敗しました。この結果は静岡県民として断固として受け入れられません。
だいたいこちらが表富士で・・・・云々・・・・・

「ああ・・・・、お国自慢、うざ・・・・・」
先日の旅行でバスガイドさんに言われました。(笑)


さて、静岡県民の自慢に「静岡県立がんセンター」があります。
巨額の県費を投入して建設され、国内でも最先端のがん医療を提供している病院です。

昨日の静岡新聞夕刊に、そのがんセンターでの研究結果が発表されました。

(クリックして拡大)


なななんと!

桧の香りが、がん細胞の増殖を抑制するという結果がでたのです!!!

これはすごい!

これからは病院の内装は無垢の桧で貼るのが常識に!
桧の内装材を使うのは医療行為か!?
内装リフォームには70%が健康保険で支給されます!!!

夢のような話ですが、こんなことになる可能性だってあるってことです。



桧の香りの効用といえば・・・・・

「安眠を促し、美容にいい。」
「脳を活性化し、仕事や勉強に集中できる。」

などが知られていますが、これに強力な効用が追加されましたね!




やっぱり桧は素晴らしい!

この仕事ができることに感謝です!



# by h_kgym | 2012-03-13 09:47 | 自然・森林・生物 | Trackback | Comments(0)
吉野で駿府城坤櫓用材を検品
3月8日~9日で吉野へ行ってきました。
目的は駿府城坤櫓再現工事に使用する木材の検品です。

一昨年の秋に静岡木材業協同組合が静岡市から受注し、一昨年末から昨年の3月までに製材。約1年の天然乾燥の後に修正挽きをして今回の検品になりました。
巨大な化粧梁。


公共工事の場合は地元の木材を使用するのが原則です。今回も地元の安倍藁科流域の木材を積極的に使用し、間に合わないものは天竜から原木を調達しましたが、城郭のような巨大木造になると使用する木材も大きなものが多く、どうしても無理なものは吉野に発注しました。

発注先は吉野銘木製造販売㈱です。

土台と大引き。



破風板。



今回の最大幅の板、懸魚(げぎょ)。



破風板には型紙をあてて、ちゃんと取れるか検品します。



裏甲と茅負にも型板をあてます。捨ててしまうほうが多いですね。もったいない~。



床板です。
凄いボリュームです。



この板は石落としの蓋になります。




化粧材には割れ防止のための仕掛けを、あの手この手でしてあります。

最初の製材の直後に木口に紙をボンドで巻く
板目に割れ止めを塗る
薄い板をところどころに張り付ける
背割には矢を打ち込む
乾燥が進むにつれて矢が緩くなるのでさらに打ち込む
木口が割れてきて、更に割れが進んでしまいそうな部分にはカスガイを打つ
乾燥具合をみながら保管場所を入れ替えていく
挽直しには製材以上に時間をかけて慎重に
挽直し後にもう一度割れ止めを塗る
張り付けてある板。
これは効きそうですね。



吉野銘木さんは社寺仏閣用材ではたいへんな信用を得ている会社です。
地道な作業を確実に行う。
その積み重ねが会社信頼に繋がっています。

大きな材を天然乾燥すれば、割れが入ってあたりまえ。その言葉に逃げ込んでしまうことなく、とことんできることをしています。

「やった方がいい」と思っても「さすがにそこまでは」と思ってしまえばやらずに済ませてしまう事は多いものです。しかし、信頼を得るかどうかはそのような部分に掛かっています。
倉庫の壁に掛けて保管されている丸太。
長さ20メートルです。(驚)


「ここまでやってくれるんだ」と相手に感じさせる。そうやって感動を与えることで信頼を勝ち取る。それを一つ一つ積み重ねていって、それが会社の歴史になる。

老舗というのはそうやって生き残ってきたのです。

影山木材も時には老舗と呼ばれます。
その名に恥じぬよう、毎日一つ一つの仕事に心を込めて、積み重ねていかなくてはなりません。信頼を得るには地道な積み重ね、失うのは一瞬です。

お客様に感動していただけるよう、私たちも毎日積み重ねてまいります。





# by h_kgym | 2012-03-09 16:21 | 製材・製品 | Trackback | Comments(3)
新商品「Ur」、ききしずで展示しています
静岡市産材情報発信基地「ききしず」で新商品の開発をしました。

名付けて「Ur」。
桧の羽目板にアルミの部品を組み合わせて、棚や箱を掛けることができます。

デザインはMagデザインラボの花澤啓太さんです。

製造はジャパンウッドと影山木材。


今回はアルミ金具は市販品の改造、加工用刃物は有るもので対応しましたが、製品化に向けて加工形状やアルミ部品の改良など、より作り込んで、もっと重いものでも安全に掛けられるようにいたします。

3月25日(日)まで、ミライエ呉服町2F「ききしず」で展示しています。

# by h_kgym | 2012-03-04 15:32 | 製材・製品 | Trackback | Comments(2)
静岡木協九州視察研修旅行、3日目
8時出発。
知覧へ向かいますが、その前に少しだけ遠回りして開聞岳の眺めのいい道を走りました。

薩摩富士とも呼ばれる開聞岳は、とても優美ですね。

ガイドさんが「薩摩では、富士山よりも美しいと言う人も・・・」などと言い放っておりましたので、これには静岡県民として鼻で笑っておきました。(笑)




知覧特攻平和会館へ。

戦争に関する事を文章にするのは、とても難しいことだと思っています。
体験し、関わった人間でないと理解できないことが多すぎるように思うからです。

知覧の街には特攻戦死者と同じ数だけ灯篭があると言われているそうです。


特攻隊で戦死した人数は陸海軍を合わせると5~6000名。この方々のお陰で現在の日本がある、という記述をよく目にしますし、この記念館の中で見たVTRでもそう語られていました。

そもそも特攻隊員は、いったい誰のために自ら死を覚悟できたのか。お国の為、天皇陛下の為で死ねる人は少数で、ほとんどは家族や愛しい人の為に散っていったのだと思います。

隊員の最年少は17歳。私の息子も2年後には17歳になります。彼にそれだけの覚悟ができるのか・・・・。もちろんできなくていいのですが、戦争という行為がそのような状況を作り出してしまうというのは本当に恐ろしいことです。

特攻に数多く使われた陸軍一式戦闘機「隼」。


以前、御殿場の東富士演習場で自衛隊の総合火力演習を見学したことがあります。その時の事を思い出しましたが、「暴力」というのはまさにこの事をいうのだと感じました。各種の大砲の、想像をはるかに超える大音量の発射音や炸裂音。これを自分に向かって撃たれて、場合によっては直ぐ近くで炸裂することだってある。運よく破片や爆風の被害を受けなくても、音だけでも十分に強烈なダメージがあるでしょう。これは演習であってもちろん戦争ではありませんが、戦争で用いる兵器というものがどのようなものなのか、片鱗だけは理解することができたと思います。

そのような状況に身を置いたとき、人間はどうなるのか。自分だったらどうなるのか。想像すらできませんが、一つだけ言えることは、「人間はいつか死ぬ」ということです。このことだけは揺るぎのない現実で、誰一人として逃れることはできません。それを直視することができた時、そして自分の愛する人を思う時、変化が訪れるのでしょうか。

特攻兵士たちの使った三角兵舎。


玉名製材の大石理事長は、仕事で行き詰った時に、知覧を訪れると言っていました。そして、これしきの事で立ち止まっている場合ではない、と自らを奮い立たせて、また事業に取り組むのだそうです。

思った通り、支離滅裂な文章になりましたが、戦争と仕事、人生を賭けて取り組まなくてはいけないという意味ではどちらも同じ、ということです。



薩摩の小京都、知覧武家屋敷へ。

武家屋敷に小京都という表現はちょっとどうなの?と思いますが。(笑)

美しい生垣の道をぽつりぽつりと歩きます。

こちらでは主に民家の庭を見て回ります。これだけの庭を維持するのはたいへんでしょうね。

お雛様の展示もありました。

景観に配慮された自販機。
良い事ですね。

いったいどんなゴッツイお仕置きが待っているのか、ワクワクします。(笑)





見学終了後、鹿児島空港へ。
FDAに乗って静岡へ帰りました。

久しぶりの旅行でしたが、木協のみなさんと共に楽しみ、そして学ぶことができて嬉しく思いました。参加できたこと、参加を可能にしてくれた皆さまに、そして導いてくれた人々のご縁に深く感謝いたします。

これで今回の静岡木材業協同組合の視察研修旅行のレポートを終ります。



# by h_kgym | 2012-02-27 05:50 | 木材関係団体 | Trackback | Comments(5)
静岡木協九州視察研修旅行、2日目
8時にホテルを出発し、人吉の伐出現場を見学。

株式会社南栄さまの現場で、国有林の分収林購買の山です。
広さは5ha、桧57年生の皆伐。
昨年の11月から着手し、3月いっぱいで終了します。
ちょうど今弊社に入荷している上井出材と同じような現場です。

プロセッサー、グラップル、フォワーダの3台の重機と人の作業者で、
シンプルに皆伐施業をしています。
目を見張るのは山土場での選別の正確さ。
プロセッサーで枝払い造材した材を、グラップルが丁寧に選別して
フォワーダに積み込んでいます。

フォワーダが降ろしている土場は、まるで市場のようにきっちりと
長さ径級毎に選別されていて、そのまま積み込んで製材工場へ搬送できる
ようになっています。

この山からの出材量は用材が1500㎥、チップ用が400㎥です。
山土場までの搬出経費は3500円/㎥。
工場までの運送費は1500円
日当は7000~12000円。
桧の平均単価が17000円。

計算してみると、数字のつじつまがあっています。
補助金ありきの林業とは違いますね。

それと、機械がとても綺麗です。
機械代金が高く人件費が安いので、とても機械を丁寧に手入れを
しているそうです。
南栄が買った重機を業者に貸与して、リースが終わると払い下げる
そうですから、大切に使っているようですね。

少人数で効率よく、機械をフルに稼働させて採算を合わせている。
たった3人なのに、現場には活気が感じられました。





ホームセンター「A-Zはやと」を見学しました。
第一印象は「ここは日本か?」
20年くらい前にロサンゼルス郊外のショッピングセンターに行きましたが、
規模感は同じくらいあるように思います。

流石の焼酎の品ぞろえ。


この醤油の品ぞろえはいったい???


海外のお店ではよく見られるエクスプレスレーン。少品目の買い物の人専用のレジ。日本の店にもあったいいな、と思っていました。

販売品目は、生活に必要なものは全て売っているのではないか?
というくらい何でも売ってます。
驚きなのは屋内に自動車が大量に並んでいて、いろいろなメーカー
のものがいっぺんに、自由に見ることができます。
自動車のディーラーというと、普通の人は買う目的がないと行きませんが、
ここは日常の買い物をしながらついでに車を見ることができる。
衝動買いの癖がある人には非常に危険な状態であると言えます。

場内にガソリンスタンドもあって、車を買ってそのまま乗って帰る
事ができます。(笑)



今日の宿泊は指宿いわさきホテル。
九州三大ホテルのひとつで、管内で普通に迷子になれます。(笑)


指宿といえば、砂蒸し温泉風呂。

今夜は繰り出す街もないので、それぞれ部屋でのんびりとすごしました。

# by h_kgym | 2012-02-26 11:43 | 木材関係団体 | Trackback | Comments(0)
静岡木協九州視察研修旅行、1日目
2月24日から26日の2泊3日で、静岡木材業協同組合の視察研修旅行に参加してまいりました。行先は九州熊本と鹿児島です。

まずは富士山静岡空港からFDAで福岡空港へ。


天気がよければこの正面にドカンと富士山が見えますが、今日は残念。


福岡空港からバスに乗って、まず最初の視察は熊本の玉名製材協業組合。

ここの大石理事長は大学卒業後弊社に住み込み修業をされていたかたで、私が小学生時代に一緒に毎朝道路の掃除をしたことが思い出されます。

玉名製材協業組合は従業員数76名、年間原木消費量は11万㎥と、全国でも有数の規模で製材をしています。主な商品は構造用集成材のラミナです。

これはカーブソー。
原木の曲りに合わせて、帯鋸の本機がスライドして歩留まりよく製材します。

角材にした後、右手のギャングソーで一気に板割にします。ツインバンドもギャングソーも送材速度はそれほど早くありませんが、太い原木がみるみるうちに製材品になっていくので、生産効率は外材工場並みです。

この工場の凄いところは、全国で10指に入ろうかというほどの原木消費量を誇りながら、補助金を一切利用していない点です。最新鋭の工場のように綺麗に整備はされていないし、機械も中古を利用しているのが多いそうですが、補助金をもらっていたら不可能なほどイニシアルコストを圧縮しています。詳しくは書けませんが、ざっと見積もると5分の1以下ではないかと思われます。2分の1の補助金を受けるよりも、圧倒的に有利な工場であると言えます。

この減価償却の極端に低い工場を、とにかく回す回す回す。
製品単価が安い分を量でカバーしています。

立ち止まっている暇はない。
多少のことには目をつぶり、とにかく前進する。
その中でトップは常に前を、そして上を見続けている。

そんな印象の工場でした。





次に行ったのは山鹿市の「さくら湯」の建設現場。
予定には入っていなかったのですが、大石理事長のはからいで急遽見せていただくことができました。昭和48年に老朽化のために取り壊された公衆浴場の施設を再建している現場です。

延床面積1000㎡の大規模木造ですが、すべて無垢の国産木材でプレカットは使わずにすべて手刻みです。伝統技術の凄さを垣間見ることができる、素晴らしい現場でした。

この長い梁も金物は使わずに、ごく普通の継手で接続されています。

コミ栓を丁寧に叩き込んでいます。

接合部が美しいですね。

施工担当の野中建設さまは、突然訪れた我々を歓迎してくれて、丁寧に説明をして
下さいました。そのお顔は自信に満ち溢れ、この建物を建てるという仕事を誇りを持ってやっているのがハッキリと見て取れました。

本当に素晴らしい現場を拝見することができました。こころより感謝申し上げます。






次は山鹿の八千代座を見学。
こちらでは野中建設さまのお口添えで、普通なら入ることができない屋根裏まで拝見させていただきました。人の繋がりは本当にありがたいものです。感謝感謝。

平成の大修理で外観も綺麗になっています。

古めかしい広告が見ていて楽しくなります。
秀逸なのはガイドのお姉さんの話。吉本興業に就職できそうです。(笑)

木協の面々です。
このマス席で8人用。ちょっと狭いです。

奈落の底へ。(笑)

これが回転舞台の下。
4人でこれを回します。

バッコリと割れている柱。
もちろん木材は割れても強度は落ちません。
古い建物の木材はみんな割れていますが、立派に構造材としての勤めを果たしています。

普通は入れない屋根裏。
丸みのある構造材が大屋根を支えています。
木材は丸みがあっても強度は落ちません。

古い建物を大切に引き継いでいく。
そこには大変な苦労があると思われますが、この建物を誇りに思うからこそできることだと思います。





今日は盛りだくさん。
最後は熊本城です。



長塀が美しいですね。

出来たばかりの本丸御殿。
せっかくの立派な建物なのに、展示物が邪魔です。

こちらは宇土櫓。
RC造の天守よりもこちらがいいね!

う~ん、カッコいい!
駿府城にも天守が欲しいですね!


盛りだくさんの一日でした。
夜は郷土料理に舌鼓をうった後、三々五々熊本の町に消えて行きました。(笑)


# by h_kgym | 2012-02-25 13:15 | 木材関係団体 | Trackback | Comments(4)
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