影山木材は、自然素材で循環型資源である駿河桧・駿河杉の供給を通し、ココロとカラダの“幸せ”を育む「生活環境創造」を支援します。    影山秀樹
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カテゴリ:建築・木材利用( 6 )

京都・奈良小旅行(その5)
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影山木材株式会社ホームページ
『静岡・富士山麓から幸せつむぐ』
「駿河桧」・「駿河杉」・「木魂祭」







東大寺金堂。

言わずと知れた大仏殿です。
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大仏殿と言えば世界最大の木造建築物。
セビリアのメトロポールパラソルだとか、オレゴンのティラムーク航空博物館だとか、秋田の大館樹海ドームだとか・・・・もっとでかいのは他にある、という異論があるのは承知しておりますが、誰がなんと言おうと、私にとって世界一は大仏殿です。(笑)

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クレーンなしでこれを作るって、いったいどんな技術力なのか想像もつきません。



大仏殿を訪れるのはこれで何度目でしょうか・・・・記憶は定かではありませんが、おそらく7~8回目くらいかと思います。その度ごとに思うのは、「日本人としての誇り」です。私たちの先人にはこれだけのものを作り上げるチカラがあったのです。これは世界に誇るべきものであって、まさしく国の宝です。

しかも創建当時は建物の幅は現在の1.5倍あったというのだから、本当に途方もない大きさだったのです。さらに驚くべきことは、金堂の東西に七重の塔があって、高さは100メートル以上あったとも言われています。現在は大阪万博に展示された復元の相輪だけが大仏殿の東側に立っていますが、それだけで十分に大きな塔くらいのボリュームがあります。この七重の塔が復元されるという噂もあるようですが、楽しみなことですね。



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大仏殿の柱は集成材です。芯の丸柱の周りを扇形の材で包んで、柱を太くしています。扇形の材は釘で打ち付けられ、さらに鉄の輪っかで〆てあります。さすがにこれだけの太さ・長さの柱は無垢材では取れなかったのでしょうね。


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大仏殿の二階へ上がるための階段。もちろん立ち入り禁止です。それにしても、ものすごい角度です。これを昇り降りするのはほぼ命がけ、それだけで十分に修行になりそうですね。




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日本人であることの誇りを感じ、幸せ感に包まれながら、後ろ髪を引かれる思いで大仏殿を後にしました。
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by h_kgym | 2012-06-29 10:55 | 建築・木材利用
京都・奈良小旅行(その4)
小旅行2日目、5時起床。
普段は4時なので1時間寝坊しました。(笑)

家族はまだ寝ていますので、一人で散歩に出かけました。
いつもはノルディックウォーキングですが、さすがにポールを持ってきていないので普通に歩きます。

正倉院の横を通って、東大寺へ。

正倉院は修理中のようで、素屋根がかけられており、見ることはできません。




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大仏殿が見えてきました。

言い様もない痺れのようなものが首筋から頭へあがってきます。
これは私が「誇り」というものを感じて幸せ感に包まれた時に感じるもので、世界一巨大な木造建築を目の当たりにして、日本人であることの喜びと、木材に携わる人間としてのアイデンティティが刺激されているのだと思います。

大仏殿はあとの楽しみにして、二月堂へ。


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ここで鹿おじさん発見。(笑)
餌でも持っているのでしょうか、テクテクと歩くおじさんの後を奈良公園名物の鹿たちが行列をなしてついていきます。朝から楽しいものを見せていただきました。



それにしても、早朝の澄みきった空気の中、日本の歴史を象徴する建造物の立ち並ぶ奈良公園を散歩できるのは本当の贅沢ですね。私個人としては、今回の旅の中ではこの時間がもっとも充実していたように思います。





散歩から帰って朝食を摂り、車を宿に預けて改めて家族で奈良公園へ出かけます。

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奈良は京都とは違った風情があって楽しめますね。
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ここではバリケードも鹿ですね。(笑)





そして二月堂へ。
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二月堂から眺める奈良盆地の風景は、宿のかたもイチオシでした。
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次はいよいよ、大仏殿です。




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by h_kgym | 2012-06-27 07:43 | 建築・木材利用
京都・奈良小旅行(その3)
さて、次に行ったのが金閣寺です。私としてはキンキラど派手な金閣よりも、しぶ~い銀閣を見せたかったのですが、妻の強い希望で金閣寺を訪問しました。


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夜中に京都まで車を飛ばしてきたので、だい~ぶお疲れのご様子ですね。(笑)



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こちらは「陸船の松」。足利義満遺愛の盆栽を植え替えたものだそうです。てことは植え替えてから約600年経っているわけで、その前の盆栽が何年くらいだったのか不明ですが、700~800年生ってこともあり得るのかもしれないですね。



今夜は奈良に泊まるので、後ろ髪を引かれる思いで京都市内から離れて平等院へ。

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実は平等院は私は初めての訪問になります。正確には幼少時代に両親に連れて来てもらったそうですが、まったく記憶に残っていません。

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平等院といえば10円玉ですね。(笑)

平等院鳳凰堂は西方極楽浄土を表しているとのことですが、その優美で繊細な姿と豊富な水の表現は、創建当時の面影をしっかりと残しています。

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しかし、装飾や塗装はかなり色褪せておりますね。私はこの建物は創建当時のように極彩色で塗り直した方がいいと思います。木材の保護にもなりますしね。

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鳳凰堂、両翼の根がらみの部分です。ものすご~い節だらけの木ですね。昔は無節にこだわって使っていたのではないという、よい証拠です。大きな木を使ったから、たまたま節が無かっただけなんですよね。

仏閣でさえこうなのだから、城郭ではなおさら・・・・。




さて、やっと初日が終わりました。

2日目は奈良を訪問します。
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by h_kgym | 2012-06-21 08:41 | 建築・木材利用
京都・奈良小旅行(その2)
ちょっと時間が空いてしまいましたが、先日の小旅行のレポートを続けます。
「その1」がないのに今回は「その2」であります。(笑)

先に書いてあるように今回は修学旅行なので、ど定番を訪問します。


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そんなわけで、清水寺。(笑)

家族の写真を勝手にアップすると怒られるのですが、今回もまた無断で掲載してしまいます。(汗)



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清水さんと言えば舞台造です。本当に素晴らしい木造建築技術ですね。雨対策もしっかりとされています。

柱の表面の仕上げ具合にご注目ください。綺麗に仕上がっていませんが、あまり木に逆らわずに削り出すことで、強度や対候性が確保されているのではないかと推測します。



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清水さんの周辺にはお店がいっぱい。とくに清水焼きが名物です。私が修学旅行でここを訪れたのはかれこれ30年前ですが、当時はこんな感じのお店が軒を連ねていました。しかし、現在ではだいぶ減ってきているのではないでしょうか・・・。


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代わりに2年坂3年坂あたりでは、古い建物を利用した、たいへんお洒落なお店がたくさん並んでいて、観光客や修学旅行生で賑わっています。



次は祇園で昼食。

父親に聞いた「貴久政」というお店です。
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本格的な京料理をいただきました。
お味はハイレベルなのにお代はランチでお一人様1,600円で大満足です!!!


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食後は祇園を散策。
情緒あふれる街並みを楽しみました。
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by h_kgym | 2012-06-15 09:10 | 建築・木材利用
京都・三十三間堂の木材
6月2~3日に京都と奈良へ行ってきました。

主な目的は3日の夜に奈良県は吉野にて行われた結婚披露宴に出席するためでしたが、せっかく奈良まで行くのですから、1日早く行って、京都と奈良の名所を子供たちと訪問してきました。

長女は中学校の修学旅行でひと通り見ているのですが、長男の学校には修学旅行が無く、このまま京都や奈良に行くことなく成長して大人になってしまうかもしれないので、今回は定番にこだわり、修学旅行でよく行く場所を見てまわりました。

これから少しづつ、その小旅行の様子を報告してまいります。


最初は三十三間堂から。
三十三間堂と言えば、果てしなく続く千手観音像の群れと通し矢が高名ですが、今回私が感動してしまったのはこちらです。

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三十三間堂ですから、このように遥か彼方まで同じパターンの建築がつながっているのですが、私が注目したのはこの床板です。

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iPadと比べていただけると解るのですが、幅は約60㎝、厚みは10cmほどで、これがずらっと並んでいます。

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年輪を数えてみると、この部分だけでざっと130~140年。赤身しか使っていないはずなので、この板は直径がメーターを軽く超える丸太から製材していることになります。帯鋸や動力のなかった時代に、これだけの丸太を製材して数量を揃えるのは並大抵のことではなかったでしょう。

それに、この木はいったい何年生だったのでしょうか?おそらく1000年は超えていたのではないかと思います。そんな木が文字通り林立する森が、かつての日本にはあった。いにしえの都にはもっともっと巨大な木造建築がたくさんあったのですから、それを作るための木材を産出する山があったのです。

古代の森に思いを馳せる・・・・もうクラクラしてしまいます。

そんな想いでお堂の傍らでしばらくたたずんでおりましたが、家族にはなぜそんなところで一人で感動しているのか理解してもらえず、無駄に待たせたようでヒンシュクを買ってしまいました。(涙)
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by h_kgym | 2012-06-08 08:50 | 建築・木材利用
奈良・古民家で研修会
昨日は、奈良の山林家のご自宅をお借りした経営実践研修会に参加してきました。研修会の内容はいつも刺激的で学び・気づきが多く、懇親会はとても楽しめます。

今回は、会場として利用させていただいた、某山林家のお宅が圧巻でした。888坪の敷地に築150年の重厚な建築物。法隆寺の宮大工の手によるもので、文化財クラスと言えるでしょう。
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日本建築の良いところで、襖を開け放てば大きな空間がうまれます。最近ではミニコンサートなども開かれているそうです。


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でました。尺5寸の梁。貴重な天然の栂です。



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驚いたのはこの廊下です。床板は桜。なんと5間半、継ぎがない1本ものです。



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この長押も1本もの。流石は吉野、としか言いようがありません。



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5間半、柱がありません。これを支えるために天井裏に壮大な仕掛けが・・・・。ハネギで釣り上げているそうです。凡人の私には到底理解できない“こだわり”です。



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普通に置いてある屏風ですが、江戸時代のもの。うっかり寄り掛かったりしてはいけませんぞ!



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日本平の風景画の額が掛かっていて、嬉しくなってしまいました。



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こんなお宅に住んでいらっしゃるなんて、毎日が旅館暮らしみたいなものですね。いや~羨ましい。でも維持費が相当かかるでしょうね。代々受け継いでゆくのも、現代の林業の状況では容易ではないのかもしれません。あ、私の想像ですので、誤解なきよう・・・。


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でも、そんな林業も、帰りの電車の中でこんな中釣り広告を見ると、大きなターニングポイントが到来しているのは間違いありません。

今日の研修では「売り先があってこその林業」ということを学びました。影山木材は林業とユーザーをつなげる「価値ある製材業」を目指して、林業と建築業を支援してまいります。
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by h_kgym | 2011-12-18 15:21 | 建築・木材利用