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影山木材は、自然素材で循環型資源である駿河桧・駿河杉の供給を通し、ココロとカラダの“幸せ”を育む「生活環境創造」を支援します。    影山秀樹
by h_kgym
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京都・奈良小旅行(その2)
ちょっと時間が空いてしまいましたが、先日の小旅行のレポートを続けます。
「その1」がないのに今回は「その2」であります。(笑)

先に書いてあるように今回は修学旅行なので、ど定番を訪問します。


京都・奈良小旅行(その2)_f0119697_8435939.jpg
そんなわけで、清水寺。(笑)

家族の写真を勝手にアップすると怒られるのですが、今回もまた無断で掲載してしまいます。(汗)



京都・奈良小旅行(その2)_f0119697_845650.jpg
清水さんと言えば舞台造です。本当に素晴らしい木造建築技術ですね。雨対策もしっかりとされています。

柱の表面の仕上げ具合にご注目ください。綺麗に仕上がっていませんが、あまり木に逆らわずに削り出すことで、強度や対候性が確保されているのではないかと推測します。



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清水さんの周辺にはお店がいっぱい。とくに清水焼きが名物です。私が修学旅行でここを訪れたのはかれこれ30年前ですが、当時はこんな感じのお店が軒を連ねていました。しかし、現在ではだいぶ減ってきているのではないでしょうか・・・。


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代わりに2年坂3年坂あたりでは、古い建物を利用した、たいへんお洒落なお店がたくさん並んでいて、観光客や修学旅行生で賑わっています。



次は祇園で昼食。

父親に聞いた「貴久政」というお店です。
京都・奈良小旅行(その2)_f0119697_8585925.jpg
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本格的な京料理をいただきました。
お味はハイレベルなのにお代はランチでお一人様1,600円で大満足です!!!


京都・奈良小旅行(その2)_f0119697_98030.jpg
食後は祇園を散策。
情緒あふれる街並みを楽しみました。

# by h_kgym | 2012-06-15 09:10 | 建築・木材利用
京都・三十三間堂の木材
6月2~3日に京都と奈良へ行ってきました。

主な目的は3日の夜に奈良県は吉野にて行われた結婚披露宴に出席するためでしたが、せっかく奈良まで行くのですから、1日早く行って、京都と奈良の名所を子供たちと訪問してきました。

長女は中学校の修学旅行でひと通り見ているのですが、長男の学校には修学旅行が無く、このまま京都や奈良に行くことなく成長して大人になってしまうかもしれないので、今回は定番にこだわり、修学旅行でよく行く場所を見てまわりました。

これから少しづつ、その小旅行の様子を報告してまいります。


最初は三十三間堂から。
三十三間堂と言えば、果てしなく続く千手観音像の群れと通し矢が高名ですが、今回私が感動してしまったのはこちらです。

京都・三十三間堂の木材_f0119697_637475.jpg
三十三間堂ですから、このように遥か彼方まで同じパターンの建築がつながっているのですが、私が注目したのはこの床板です。

京都・三十三間堂の木材_f0119697_639384.jpg
iPadと比べていただけると解るのですが、幅は約60㎝、厚みは10cmほどで、これがずらっと並んでいます。

京都・三十三間堂の木材_f0119697_6571779.jpg
年輪を数えてみると、この部分だけでざっと130~140年。赤身しか使っていないはずなので、この板は直径がメーターを軽く超える丸太から製材していることになります。帯鋸や動力のなかった時代に、これだけの丸太を製材して数量を揃えるのは並大抵のことではなかったでしょう。

それに、この木はいったい何年生だったのでしょうか?おそらく1000年は超えていたのではないかと思います。そんな木が文字通り林立する森が、かつての日本にはあった。いにしえの都にはもっともっと巨大な木造建築がたくさんあったのですから、それを作るための木材を産出する山があったのです。

古代の森に思いを馳せる・・・・もうクラクラしてしまいます。

そんな想いでお堂の傍らでしばらくたたずんでおりましたが、家族にはなぜそんなところで一人で感動しているのか理解してもらえず、無駄に待たせたようでヒンシュクを買ってしまいました。(涙)

# by h_kgym | 2012-06-08 08:50 | 建築・木材利用
神宿る巨木
神宿る巨木_f0119697_9292693.jpg
静岡市駿河区小鹿の伊勢神明社にある大クスノキです。
これほどの巨木になると、神宿る・・・と言うよりも存在そのものが神様に思えてきますね。

クスノキは全国各地に巨木が残っており、日本一の巨木もクスノキです。
「蒲生の大楠」

神宿る巨木_f0119697_9542198.jpg
この伊勢神明社の大クスノキは、樹勢が素晴らしくまるで若木のような力強さを秘めており、老木に見られがちな損傷や洞などもなく、まだまだこれから成長して更なる巨木になっていきそうです。

クスノキは防虫剤である樟脳の原材料になります。クスノキの枝葉や幹を刻んで水蒸気蒸留を行い、精油成分を抽出したのが樟脳です。ですから製材するとたいへんな勢いで樟脳の香りが工場に立ち込めて、頭がクラクラするほどです。

神宿る巨木_f0119697_1042517.jpg
古代においてクスノキは船の材料として重宝していたようです。

日本書紀には以下のように書かれています。



伊勢神宮に祀られている太陽の女神アマテラスの弟に、ヤマタノオロチ退治で有名なスサノオという神さまがいる。その神さまは日本の国に木が一本もないことを嘆かれて「山にたくさんの木を植えて、日本を緑いっぱいのうつくしい国にしたい」と思われた。

そしてまず、自分のひげを抜いて山にほり投げると杉の木になった。胸の毛を抜いてほり投げると桧の木になった。つぎに眉毛を抜いてほり投げると楠の木になった。最後にお尻の毛を抜いてほり投げると槙の木になった。

スサノオは、杉の木と楠の木は船を造るように、桧の木はお宮や社殿を造るように、槙の木は棺おけを造るようにと教えられた。



木を植えて、育てて、適材適所に利用する。1300年以上の昔から、日本の林業・木材業が脈々と続いている証がここにあります。

そして、やっぱり桧は建造物に最適なんですね!!!

# by h_kgym | 2012-05-22 10:35 | 自然・森林・生物
静岡県木青連、総会が開催されました
5月19日(土)
静岡県木材青壮年団体連合会の総会が、浜松市において開催されました。
静岡県木青連、総会が開催されました_f0119697_15384343.jpg

平成21年度から23年度までの3年間、会長を務めさせていただきました。当初2年の任期の予定であったのですが、1年目は私事でほとんど会長の任を遂行することができず、結局3年に渡って会長をさせて頂きました。

そして今年、とうとうと言いますか、やっとと言いますか、次の会長にバトンを渡すことができました。



日本木材青壮年団体連合会
静岡県木材青壮年団体連合会
静岡緑壮会

いわゆる業界の若手団体で、私も影山木材に入社以来たいへんにお世話になった組織です。私は、これらの組織からたいへん多くの、学び・遊び・出会いをいただきました。特に日本木青連の会長を拝命した平成15年は、私の生活の中心であったと言っても過言ではありません。

今年の4月、私にとって全ての基礎である「静岡緑壮会」を卒業させていただきました。22年の長きに渡って私を育ててくれた緑壮会と、卒業された先輩や現役メンバーには心から感謝しています。





ちょっと懐かしい写真をご覧いただきます。
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平成16年6月に静岡市で全国会員静岡大会が開催されました。静岡県木青連が持てる能力をすべて発揮して企画運営しました。



静岡県木青連、総会が開催されました_f0119697_15442590.jpg
大懇親会で行われた、浜松祭りの「激練り」。
ホテルアソシア静岡が揺れました。


木青連は木材業界の未来を担うリーダーとして、今後も活躍してくれるでしょう。

# by h_kgym | 2012-05-20 15:56 | 木材関係団体
情報誌「山の影から」vol.2 完成しました!
第2号の情報誌が完成しました。
情報誌「山の影から」vol.2 完成しました!_f0119697_610128.jpg

すみません、今回はついつい調子にのりまして、表紙に登場してしまいました。(汗)

新しいユニフォームを着て、山から出材したての新材の上に乗り、新雪で真っ白な富士山をバックにして、新しい気持ちで写真を撮りました。

そうです、今回のテーマは「新しい」です。

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# by h_kgym | 2012-05-15 06:20 | お客様支援