影山木材は、自然素材で循環型資源である駿河桧・駿河杉の供給を通し、ココロとカラダの“幸せ”を育む「生活環境創造」を支援します。    影山秀樹
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木口で判断
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この丸太の木口の写真をご覧になって、どう思われますか?
立場によって感じ方は違ってくるでしょうが、原木を買う者から見ると木が気の毒になります。

赤い丸は画像に後から書き込んだのですが、この部分の色が他と違うのが判りますか?
この部分は木に水分が多く、製材するとシミのように残ってしまいます。
水分だけなら乾燥すれば問題ありませんが、場合によっては腐りの一歩手前の状態になっている
物もあるからやっかいです。
もちろんそのような材は製材・乾燥・加工の各段階でハネることになるので、歩留まりの関係で
このような丸太の評価は下げざるを得ません。

ところでこのシミ、なぜできたと思いますか?
実はこれは人為的なものなのです。
育林の段階で枝打ちをすると木材の価値が上がるのはご存知の方も多いかと思いますが、
実はこのシミは枝打ちの副産物なのです。
枝打ちは人間が木に意図的に傷をつけること、言ってみれば手術のようなものなので、
守るべき手法がしっかりと存在します。
その手法をキッチリとまもらずに枝打ちをすると、傷口から水が入って、最悪の場合木を腐らせ
てしまいます。

枝打ちの手法が全国に広まった歴史は意外と浅くて、聞きかじった知識だけで枝打ちをして
しまった山も多く、その結果、現在このような木材が結構な量で出材されてきます。
私たち製材業者としては、一定の品質を確保する為にはこのような材を混入させることは
できませんので、まったく忍びない話ですが、相応の低価格で仕入れる事になります。

木は自然のものなので、1本1本性格が違います。
製材業者は第1次産業の生産物の丸太を加工して、第2次産業製品である製材品にします。
根本的に変質させるわけではないので、木の個性はどうしても残りますが、工業製品である
以上は、品質の均一化が求められます。
このように人為的に付けられてしまった傷を負った木材は、本当に可哀想だと思います。
適材適所、、、このような材でも使える用途を見つけなくてはいけませんね。
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by h_kgym | 2007-02-22 18:22
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