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この度、浩英建設さまのご協力で、
「木魂祭(もっこんさい)」見学会を開催することになりました。 2012春【春休み特別企画】 静岡・富士山麓の森林と暮らし。 住まいの“産地”をご堪能!! 【体感】 森の中から大黒柱になる木を選んで伐採。 伐った木はお施主さまと一生を共にいたします。 今回はその見学ができます! 【学び】 私たちの生活を支える森。 その森を守り、育て、木材を生産する林業。 木の来る道を研修会でたどってみましょう。 【特典】 静岡の山には鹿がたくさん生息しています。 でも実は、たくさん過ぎて困っています。 だからバーベキューで美味しくいただきます! ※一般のお客様とともに、工務店さま・建築事務所さまのご参加も募集しております。 ◇開催日程 2012年3月31日(土) ◇開催地 朝霧高原「ふもとっぱら」 静岡県富士宮市麓156番地 ◇交通 現地集合・現地解散 ◇参加費用 2000円(昼食付・税込) (小学生1000円) ◇定員 40名(先着) ◇スケジュール 10:00 集合・受付 10:30 開会・研修会 「ふもとっぱらの森と林業」 「静岡・富士山麓の木材」 11:45 昼食 13:15 伐採見学「木魂祭」 15:00 解散 ◇申し込み・お問い合わせ メールにてお願いします。 hikgym@gmail.com もしくはチラシをFAXにて。 ◇主催 影山木材株式会社 静岡県静岡市葵区若松町103 TEL 054-271-1538 Mail hikgym@gmail.com ◇注意事項 木魂祭の見学現場までは山道を20分ほど登ります。 少雨決行いたします。 #
by h_kgym
| 2012-03-20 11:34
| 林業・原木
静岡県民の誇りと言えば、富士山。
先日のTV番組「ほこ・たて」で、静岡vs山梨で富士山の景観を勝負して静岡が惜敗しました。この結果は静岡県民として断固として受け入れられません。 だいたいこちらが表富士で・・・・云々・・・・・ 「ああ・・・・、お国自慢、うざ・・・・・」 先日の旅行でバスガイドさんに言われました。(笑) さて、静岡県民の自慢に「静岡県立がんセンター」があります。 巨額の県費を投入して建設され、国内でも最先端のがん医療を提供している病院です。 昨日の静岡新聞夕刊に、そのがんセンターでの研究結果が発表されました。 なななんと! 桧の香りが、がん細胞の増殖を抑制するという結果がでたのです!!! これはすごい! これからは病院の内装は無垢の桧で貼るのが常識に! 桧の内装材を使うのは医療行為か!? 内装リフォームには70%が健康保険で支給されます!!! 夢のような話ですが、こんなことになる可能性だってあるってことです。 桧の香りの効用といえば・・・・・ 「安眠を促し、美容にいい。」 「脳を活性化し、仕事や勉強に集中できる。」 などが知られていますが、これに強力な効用が追加されましたね! やっぱり桧は素晴らしい! この仕事ができることに感謝です! #
by h_kgym
| 2012-03-13 09:47
| 自然・森林・生物
3月8日~9日で吉野へ行ってきました。
目的は駿府城坤櫓再現工事に使用する木材の検品です。 一昨年の秋に静岡木材業協同組合が静岡市から受注し、一昨年末から昨年の3月までに製材。約1年の天然乾燥の後に修正挽きをして今回の検品になりました。 公共工事の場合は地元の木材を使用するのが原則です。今回も地元の安倍藁科流域の木材を積極的に使用し、間に合わないものは天竜から原木を調達しましたが、城郭のような巨大木造になると使用する木材も大きなものが多く、どうしても無理なものは吉野に発注しました。 発注先は吉野銘木製造販売㈱です。 凄いボリュームです。 化粧材には割れ防止のための仕掛けを、あの手この手でしてあります。 最初の製材の直後に木口に紙をボンドで巻く 板目に割れ止めを塗る 薄い板をところどころに張り付ける 背割には矢を打ち込む 乾燥が進むにつれて矢が緩くなるのでさらに打ち込む 木口が割れてきて、更に割れが進んでしまいそうな部分にはカスガイを打つ 乾燥具合をみながら保管場所を入れ替えていく 挽直しには製材以上に時間をかけて慎重に 挽直し後にもう一度割れ止めを塗る これは効きそうですね。 吉野銘木さんは社寺仏閣用材ではたいへんな信用を得ている会社です。 地道な作業を確実に行う。 その積み重ねが会社信頼に繋がっています。 大きな材を天然乾燥すれば、割れが入ってあたりまえ。その言葉に逃げ込んでしまうことなく、とことんできることをしています。 「やった方がいい」と思っても「さすがにそこまでは」と思ってしまえばやらずに済ませてしまう事は多いものです。しかし、信頼を得るかどうかはそのような部分に掛かっています。 長さ20メートルです。(驚) 「ここまでやってくれるんだ」と相手に感じさせる。そうやって感動を与えることで信頼を勝ち取る。それを一つ一つ積み重ねていって、それが会社の歴史になる。 老舗というのはそうやって生き残ってきたのです。 影山木材も時には老舗と呼ばれます。 その名に恥じぬよう、毎日一つ一つの仕事に心を込めて、積み重ねていかなくてはなりません。信頼を得るには地道な積み重ね、失うのは一瞬です。 お客様に感動していただけるよう、私たちも毎日積み重ねてまいります。 #
by h_kgym
| 2012-03-09 16:21
| 製材・製品
静岡市産材情報発信基地「ききしず」で新商品の開発をしました。
桧の羽目板にアルミの部品を組み合わせて、棚や箱を掛けることができます。 デザインはMagデザインラボの花澤啓太さんです。 3月25日(日)まで、ミライエ呉服町2F「ききしず」で展示しています。 #
by h_kgym
| 2012-03-04 15:32
| 製材・製品
8時出発。
知覧へ向かいますが、その前に少しだけ遠回りして開聞岳の眺めのいい道を走りました。 ガイドさんが「薩摩では、富士山よりも美しいと言う人も・・・」などと言い放っておりましたので、これには静岡県民として鼻で笑っておきました。(笑) 知覧特攻平和会館へ。 戦争に関する事を文章にするのは、とても難しいことだと思っています。 体験し、関わった人間でないと理解できないことが多すぎるように思うからです。 特攻隊で戦死した人数は陸海軍を合わせると5~6000名。この方々のお陰で現在の日本がある、という記述をよく目にしますし、この記念館の中で見たVTRでもそう語られていました。 そもそも特攻隊員は、いったい誰のために自ら死を覚悟できたのか。お国の為、天皇陛下の為で死ねる人は少数で、ほとんどは家族や愛しい人の為に散っていったのだと思います。 隊員の最年少は17歳。私の息子も2年後には17歳になります。彼にそれだけの覚悟ができるのか・・・・。もちろんできなくていいのですが、戦争という行為がそのような状況を作り出してしまうというのは本当に恐ろしいことです。 以前、御殿場の東富士演習場で自衛隊の総合火力演習を見学したことがあります。その時の事を思い出しましたが、「暴力」というのはまさにこの事をいうのだと感じました。各種の大砲の、想像をはるかに超える大音量の発射音や炸裂音。これを自分に向かって撃たれて、場合によっては直ぐ近くで炸裂することだってある。運よく破片や爆風の被害を受けなくても、音だけでも十分に強烈なダメージがあるでしょう。これは演習であってもちろん戦争ではありませんが、戦争で用いる兵器というものがどのようなものなのか、片鱗だけは理解することができたと思います。 そのような状況に身を置いたとき、人間はどうなるのか。自分だったらどうなるのか。想像すらできませんが、一つだけ言えることは、「人間はいつか死ぬ」ということです。このことだけは揺るぎのない現実で、誰一人として逃れることはできません。それを直視することができた時、そして自分の愛する人を思う時、変化が訪れるのでしょうか。 玉名製材の大石理事長は、仕事で行き詰った時に、知覧を訪れると言っていました。そして、これしきの事で立ち止まっている場合ではない、と自らを奮い立たせて、また事業に取り組むのだそうです。 思った通り、支離滅裂な文章になりましたが、戦争と仕事、人生を賭けて取り組まなくてはいけないという意味ではどちらも同じ、ということです。 薩摩の小京都、知覧武家屋敷へ。 武家屋敷に小京都という表現はちょっとどうなの?と思いますが。(笑) 良い事ですね。 見学終了後、鹿児島空港へ。 FDAに乗って静岡へ帰りました。 久しぶりの旅行でしたが、木協のみなさんと共に楽しみ、そして学ぶことができて嬉しく思いました。参加できたこと、参加を可能にしてくれた皆さまに、そして導いてくれた人々のご縁に深く感謝いたします。 これで今回の静岡木材業協同組合の視察研修旅行のレポートを終ります。 #
by h_kgym
| 2012-02-27 05:50
| 木材関係団体
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